2019.07.29 公開
斎藤工×永野 映画『MANRIKI』湖畔の映画祭舞台挨拶!

©2019 MANRIKI Film Partners  画像 1/6

俳優のみならず、映画プロデューサーや監督などクリエイターとしても注目を集める斎藤工(齊藤工名義で企画・プロデュース)と、その独特の世界観で個性を放つ芸人・永野、さらにミュージシャン、俳優、音楽プロデューサーなど幅広く活躍する金子ノブアキ、映像クリエイター清水康彦が集ったプロジェクト“チーム万力”の長編映画『MANRIKI』。
永野の原案・原作に、斎藤工、監督・清水のクリエイティブエッセンスが詰め込まれた作品。さらに、金子が担当した劇中音楽も加わり、独創的な映像で、常識的観念にとらわれず自由なクリエイティブを実現した意欲作だ。

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7月28日(日)、「第5回 2019 富士 湖畔の映画祭-Fuji Motosuko野外フィルムフェス」(以下「湖畔の映画祭」)において、『MANRIKI』の特別短編、さらに齊藤工監督作『バランサー』が上映され、“チーム万力”より斎藤工永野、監督の清水康彦が、
さらに『バランサー』で脚本を務めたはしもとこうじが舞台挨拶に登壇し会場を盛り上げた。

斎藤工×永野 映画『MANRIKI』湖畔の映画祭舞台挨拶!©2019 MANRIKI Film Partners  画像 2/6

はじめに、『MANRIKI』で原作・脚本・プロデュース・出演を務めた永野からは、「(上映された特別短編は)長い予告編のようなもの。『MANRIKI』は真剣に観つつも、笑いながら観て欲しい作品です。本編では(今日の特別短編では登場していない)小池樹里杏さん演じる女性が万力整形された姿もハッキリと観ることができますので、楽しみにして欲しいです。」と意欲を語った。


さらに本作の着想については、「ファッションショーのイベントに出た時にモデルさん達が小顔矯正の話をしたり、小顔プリクラをしているのを見たのがキッカケですけど、脚本にしていく過程で僕の中にある、色で表すと黒い色々な思いを斎藤工くんや清水監督が共感してくれたので、みんなの中にあるそういう黒い要素を満載にしたブラックコメディ映画になったと思っています。」と語った。

斎藤工×永野 映画『MANRIKI』湖畔の映画祭舞台挨拶!©2019 MANRIKI Film Partners  画像 3/6

次に、清水監督の起用について聞かれた斎藤は、「とにかく僕は清水監督の映像センスに惚れ込んでいて、『MANRIKI』のような題材を、いわゆるスプラッター映画として撮ってしまうと今まであったような枠を超えないと思っていました。今回の『MANRIKI』制作チームは、清水監督もそうですが、多くのファッション関係のスタッフが集まってくれたんです。なので、画角や色味をはじめ、海外に向けて発信できる世界観になっていると思います。先日行われたプチョンでのワールドプレミア(※注:『MANRIKI』は、「第23回プチョン国際ファンタスティック映画祭」(6月27日~7月7日開催)にて、ヨーロッパ国際ファンタスティック映画祭連盟(EFFFF)アジア賞【EFFFF Asian Award】を受賞)でも海外の方々がすごく評価してくれて、自国で上映したい等と言っていただきました。」と語り、さらに、「当初、色々な映画配給会社に企画を持って行ったけど、ことごとく断られました。でも、逆にそうやって断られ続ける度に、僕の中でこの企画は他の誰にも作れないものになっていくという確信になりました。」と本作製作の思いを語った。

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