2021.04.08 公開
hair&make shower TOSHI「将来は学びたいけど環境が無い国に美容師の技術を教えに行き、夢を与えれるような人になりたい」

hair&make shower TOSHI(※提供写真)  画像 1/5

自身のハンデも努力することで壁を乗り越え、一つひとつ輝かしい実績を残しているhair&make shower TOSHIさんに美容師を目指したキッカケや美容師として大切にしていることなど話を聞いた。

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Q.美容師を目指したキッカケは何ですか?
美容師を目指したきっかけは大きく3つあります。
1つ目は、中学校の頃いじめにあったことで、人間不信になった時期がありました。そのストレスで太ってしまい自分に自信のない子でした。高校に進学し人間関係が変わったことで人間不信も改善され、太っていた見た目も変わっていきました。そんな頃に初めてカラーをしてみたところ、周りからの評判も良く、少しずつ自分に自信がついていくのを実感しました。外見が変わることで内面も変化する。人は自信を持つことで変われる。自身の経験から同じように苦しんでいる人に対して美容を通して変わるキッカケを作れる人になりたいと思ったのが一つです。

2つ目は、昔から絵や美しいデザインを想像することが好きでよくやっていました。それを自分の手で表現できる美容の仕事に就きたかったことも理由の一つです。

最後は、実は僕は生まれつき左手中指の第一関節より上がなく、人差し指の第一関節も曲がらないので人よりも細かい作業をすることが苦手でした。この2本は美容師にとっては重要な指なんです。なので、最初の頃はワインディング1本巻くのに2日もかかってしまうくらいで、親からも周りからも美容師になることを反対されていました。でも諦めたくなくて人の3倍努力すれば難しいことでも可能にできる。壁を乗り越えていけることを証明したかったんです。そして僕の夢を実現していく姿を見せることで誰かに勇気を与えられる人になりたいと思いました。

 

Q.hair&make showerに入ったキッカケを教えてください。
大手サロンを経て今のhair&make showerに入社しました。
学生の頃から撮影が好きで自分で作品を撮りオリジナル作品集も作っていました。そこで、撮影のノウハウが学びたくて大手に入社したのですが、まったく撮影の勉強をする機会を与えてもらえず、辞めることを決意しました。
そんな時、自分の好きな作品を集めた資料ブックを眺めていると今のオーナーである山田磨由美の作品が掲載されていたんです。思い立って、すぐに山田オーナーに会いに行き自分の作品集を見てもらいました。その時に的確なアドバイスをしていただき、ここなら自分が成長できると思いすぐに面接をしていただいたんですが、ちょうど移転OPENでスタッフ募集をしていたタイミングと重なったのも運がよかったと思っています。

 

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