2021.02.05 公開
OASIS・渡部陽介インタビュー!「夢を与えられたり、影響力のある美容師になりたい」

OASIS 渡部陽介(C)WWSチャンネル  画像 1/5

父親の影響で美容師になり、いくつかのサロンでキャリアを積み現在はOASIS南青山店でトップスタイリストとして活躍する渡部さんに目指す美容師像や、今後の目標について聞いた。

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美容師を目指したキッカケを教えてください。

父親が美容師だったのでその影響もあるんですけど、ちょうど僕が進路を決める時が、カリスマ美容師ブーム真っ只中で。その中で父親がすごくキラキラと輝いて仕事をしているのを見て、その姿に憧れたのもあり、美容師を目指そうと思いました。僕が美容師を目指すという話を父親にした時は、最初は渋られましたね。根性無しだと思われたのか「お前じゃ無理だよ」と言われました(笑)。僕は小さい頃から父親が仕事している姿を見ていたし、ちょうどその頃、木村拓哉さんが美容師を演じたドラマ『ビューティフルライフ』が放送されていて、等身大の美容師の姿が描かれていたので美容師が大変な仕事という認識はありましたね。まぁあまり深く考えないお気楽人間だったので、そのまま美容の専門学校に進学した感じです。

―専門学校卒業後はどのようにキャリアを積まれていったのですか?

3つのサロンを経て、今このOASISで働いているのですが、最初は某超有名カリスマサロンで、新卒でキャリアをスタートさせました。当時放送されていた、美容師が腕を競い合う『シザーズリーグ』という番組にも出ていたサロンだったので競争率も高く、何百人の中の20人とかで入り、最初は社会人の一般常識についてのセミナーを受けたりして、1週間後くらいに初めてサロンに立ちました。サロンでは最初に雑誌を覚えることから始まって。“雑誌を出すときにはお客様が履いている靴を見て判断しろ”なんていうことも習いました。僕は結構不器用だったので、シャンプーの試験も3ヶ月くらいかけてようやく受かったのですが、早い子は1〜2ヶ月で実際にシャンプーをしている子もいましたね。そこで3年くらい働いた時に、ストレスとかで髪が抜けてしまって、心身ともに弱ってしまい退社という形をとって。その後半年くらいフリーター生活をしていたんですけど、やっぱりキラキラしている美容師に戻りたいと思っていた時に、知り合いの知り合いの方が「新しくサロンを起ち上げるからやってみないか」と誘ってくださって、そこでまたアシスタントとして美容業界に戻りました。そこには6年在籍して、その中でカットもできるようになりました。今度はそのサロンが潰れてしまったので、別のサロンで4年間働いて。そのサロンはオリジナルの技術を売りにしていたので、イチからその技術を覚えないといけなかったんです。シャンプーの仕方も違うので、ハタチくらいの子にレッスンを見てもらったり、プライドも結構傷つきましたね(笑)。でもそこで学んだ技術が今の自分の技術にもなっているし、今はそれがすごく自分の強みになっています。ちょうどその時は僕自身も美容師として伸び悩んでいたので、新しいことを学んでより深く技術に入り込めた感じはありましたね。その後は、現在のOASISの別店舗に行って、そのお店が統合するということで、現在のお店で働くことになりました。僕自身、OASISは6年目くらいです。

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