2016.05.15 公開


WOWOWで放送されている映画情報番組「斎藤工×板谷由夏 映画工房」に、世界中のクリエイターに影響を与えた、日本アニメーションの鬼才・押井守監督が出演。

構想から約15年、製作費20億円の最新作『ガルム・ウォーズ』の5月20日(金)の日本公開を控えている押井監督は、外国人俳優を起用したモントリオールでの制作エピソードやプロデューサーを務めたスタジオジブリの鈴木敏夫との関係の他、好きな女優のタイプについての話までも番組で披露した。

収録後に取材に応じた押井監督は、テレビ出演はあまり好きではないが、映画のPR、そして斎藤工ファンのスタッフのため出演を決めたと明かした。

今後押井作品に、斎藤と板谷が出演する可能性はあるか?という記者の質問に、「実は監督にはあまりキャスティング権はないんです。でもそうなったら“ご縁”ですよね」と笑みを浮かべだ。

近年は実写映画の製作が中心という押井監督。「今は“映画脳”になってきたというか、やっと実写の現場に慣れてきたと撮影をしていると実感します。役者さんとの距離も縮まっていいチームワークでできていると思います」。

日本の映画監督で気になる人は?という質問に対しては、「北野武と三池崇史、この2人のことは気になります。次は何をやらかすんだろうっていう面白さを感じさせる人たちです」。

最新作『ガルム・ウォーズ』で特にこだわったのは衣裳。観客を非現実的な作品の中、ファンタジーの世界へ引き込むためにもとても大切なアイテムだという。「登場人物をいかに印象的に、魅力的に見せるかという意味では衣装が一番大事。今回の作品は、衣装デザイナーの竹田団吾さんと知り合えなかったらできなかったという気がします。独特な世界のなかで生きた衣装になっていると思います」と自信を見せた。

<番組情報>
斎藤工×板谷由夏 映画工房」
5月16日(月)夜8:45 WOWOWシネマ ほか 無料放送
番組サイト⇒ http://www.wowow.co.jp/movie/koubou/

<押井監督作品公開情報>
『ガルム・ウォーズ』
5月20日(金)全国ロードショー
公式サイト⇒ http://garmwars-movie.com/jp/


【関連リンク】

斎藤工×板谷由夏 映画工房 番組HP
http://www.wowow.co.jp/movie/koubou/

板谷由夏 Twitter @yukaitaya


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