2016.04.22 公開
日本を代表する実力派女優・橋本愛と宮﨑あおいが娘・母役で競演し、?田康弘監督が贈る10月公開の珠玉の感動作『バースデーカード』に今、最注目の若手実力派俳優・中村蒼が出演することが決定した。 【映画『バースデーカード』】-天国の母から届くカードには、母の愛が生きていました ...

【ラーメン屋修行、バイクの猛特訓と徹底した役作りに注目!!】

中村は、いつか自分のお店を持つという夢に向かって日々努力している立石純の役作りのため、まず撮影前に都内のラーメン屋さんに何度も通い、実際にラーメン屋の店員の所作や麺の湯切りの修業を実施。

特に湯切りの場面では監督の意向でテボザル(ザルの底が深くなっていて麺がすっぽり入るザル)ではなく平ザルを使用。実はこの平ザルがとても難しい。平ザルは、平たいザルに一定量の麺をすくい、湯をきる。バランスよくザルを振らないと湯を切ることが出来ない上、麺が落ちたり飛んでしまう。また、鍋の中に残っている麺との茹で上がりにも差が出てしまうためとても素人ができる技ではない。

そのため、中村は1カ月間自宅のお風呂場で濡らしたタオルを麺に見立てて湯切りの猛練習。湯切りのしすぎで右腕が筋肉痛になるほど自分を追い詰めた。

撮影は実際に長野県岡谷市で営業している「親ゆづりの味 一番」で行われ、中村の一連の所作を観た店長は「教えることは何もない。筋がとても良い!」と太鼓判。中村のサービス精神でその日のお昼休憩には自身が作った信州ラーメンをスタッフに振る舞い、スタッフから「とても美味しい!」と声が上がっていた。

さらに1年以上離れていたバイクの運転に挑戦!劇中で乗らなければならないバイクは、最新式のではなく劇中の時代設定に合わせた旧式のバイクだったためエンジンをかける事すら難しいバイク。さらに、橋本愛演じる紀子を乗せた二人乗りのシーンもあるため、撮影前に中村は1週間の猛練習。その甲斐あって、撮影本番では、橋本愛を後ろに乗せ、華麗なハンドルさばきで、颯爽と諏訪湖畔を疾走している姿を披露している。

中村蒼 コメント】

今回立石役で出演する事になりました。原作ものが映像化される中、今作はオリジナルの作品で撮影現場では監督のこの作品にかける想いが伝わる様な熱い演技指導を受けとても素敵な時間を過ごさせてもらいました。

主演の橋本さんは当時は10代だったにもかかわらずどっしりされていて、でも現場を離れると10代らしい表情に戻って強い部分と少し子供っぽい部分を持っている姿は本当に紀子そのものでした。

母親の愛、家族の愛の偉大さ、最後には希望が持てる映画になっています。

橋本愛 コメント】

紀子と立石くんの関係をどう作れば二人が結婚まで行き着いてその先歩んでいけるのか、悩んでいた部分があったのですが現場でお芝居をしてすぐ、中村さんの母性をくすぐる笑顔と仕草にその答えを見ることができました。

優しくて純粋で一生懸命で時に頼りになる、素敵な恋人でした。紀子の結婚相手が中村さんで良かった、と安心しました。

【?田康弘監督 コメント】

不器用でシャイだけど、純粋で熱い男を演じてもらいました。中村君の優しいけど意志の強そうな眼差しと、時折り見せる親しみやすい笑顔が役にぴったりでした。役作りのために、扱いにくいバイクの走行練習をしてもらったり、ラーメン屋の店員所作や、麺の湯切りを習得してもらいました。

演技も自然体で、細やかな表情が素晴らしく、役の魅力を存分に表現してくれたと思っております。何よりも笑顔が素敵です。癒されます。安心できます。


【関連リンク】

映画『バースデーカード』
http://www.birthdaycard-movie.jp

中村蒼 Twitter @lespros_aoi

?田康弘 Twitter @yasuhiro75jp

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