2017.02.05 公開


大ヒット麻雀青春コミックの劇場版映画『咲-Saki-』の公開記念舞台挨拶が4日、TOHOシネマズ日本橋で行われ、主演の浜辺美波、共演の浅川梨奈古畑星夏山田杏奈岡本夏美長澤茉里奈小沼雄一監督が登壇した。

映画初主演の浜辺は「主演を務めるのは嬉しかったけれど、人気コミックが原作という事で不安もありました。でも撮影中は皆に支えられて楽しく撮影を終えることができました」とホッと一息。

麻雀の実力派巨乳と役どころで紹介された浅川は「キャラの性格が正反対で大変だった。共通点を探してもなかったけれど、監督からは『牌を持つ手さばきだけは一番上手かった』と言われて、『だけは』に引っかかったけれど、嬉しかった」と報告した。

総勢20名の若手女優との共演に古畑は「撮影中はガールズトークが凄い。浅川ちゃんが一番ぶっ飛んでいて、その内容を言ったら浅川ちゃんへの営業妨害になると思う」とその過激ぶりをにおわすも、浅川は「ウチはNGないんで」と涼しい顔で笑わせた。

雀荘の娘役の山田は「実年齢よりも一つ上の役で、年上感を出さなければならず、監督からは『オヤジ臭く、加齢臭』と演出されました。立ち振る舞いや仕草でオヤジっぽくなれるように頑張りました」と熱演を振り返った。

映画『咲-Saki-』公開記念舞台挨拶に浜辺美波、浅川梨奈らが登場!「人気コミックが原作という事で不安もありました」  画像 2/2


約1か月の麻雀特訓を回想し、岡本は「皆で部屋に集まって、牌の持ち方や打ち方を先生から教えてもらいました。それぞれの役の牌の持ち方を忠実に再現する部分は皆で努力しましたね」と舞台裏を紹介。

本作で女優デビューを飾った長澤は「オーディションに受かってビックリして、撮影現場でもビックリ。でも皆さんが和気あいあいと仲良くしてくれたので、撮影を楽しむことができました。監督からも愛のある指導をビシバシされて、女優デビューがこの作品で良かった」と感謝しきりだった。

最後に小沼監督は「漫画の実写化には厳しいご意見があるけれど、そういった状況を含めて一生懸命作らなければと思った。『原作は好きだけれど実写は観ない』という方こそ待っています。一番嬉しかったのは原作者の小林立先生がブログで好評を書いてくれたこと。ホッとしましたね」と心強い味方に笑顔。

最後に主演の浜辺は「初主演映画ということもあって、『咲-Saki-』は思い入れの強い特別な作品になりました。皆さんにとっても特別な作品になってくれたら嬉しい」と呼びかけ、演じたキャラクターに成り切り「一緒に楽しもう。そして川崎から続いて舞台挨拶に来られた皆さん、カン!(完)」と締めくくった。

 

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