2020.02.15 公開
久保田紗友、10代を振り返り「やり残したことはありません」!『サヨナラまでの30分』公開御礼舞台挨拶が開催

『サヨナラまでの30分』公開御礼舞台挨拶  画像 1/4

2月14日、新田真剣佑北村匠海のW主演で贈る映画『サヨナラまでの30分』の公開御礼舞台挨拶がTOHOシネマズ川崎にて行われた。舞台挨拶には劇中でヒロインを演じた久保田紗友、撮影を担当した今村圭佑、そして萩原健太郎監督が登壇した。

1月24日(金)に封切られ、「ぴあ映画初日満足度調査」(1月25日ぴあ調べ)で1位を獲得するなど、SNS上では鑑賞者から多数の絶賛の声と共に、映画の考察まとめが展開されるなど大好評の本作。映画公開後の2月1日には、ダブル主演の新田&北村と萩原監督の3人で、そして先週2月6日には、劇中でバンドメンバーを演じる葉山、上杉、清原の3人といった形で、本日までリレー形式で舞台挨拶を行っていたが、ヒロインに扮した久保田、撮影の今村、そして萩原監督の3人で行うこの日のイベントで公開御礼舞台挨拶も最後。

久保田紗友、10代を振り返り「やり残したことはありません」!『サヨナラまでの30分』公開御礼舞台挨拶が開催久保田紗友  画像 2/4

最後のバトンを受け取って行うイベントでは改めて監督・キャストを交えて撮影時を振り返り。劇中バンド「ECHOLL」のピアノ担当でアキ(新田真剣佑)の恋人・カナ役の久保田は今回初めてピアノ演奏に挑戦したが「撮影の半年くらい前から練習しましたが、教えてくれる先生がとてもパワフルな方だったので、その力をもらって頑張りました」と当時を振り返り、そんな演奏シーンでの今村カメラマンの撮影スタイルについて「今村さんのテンションによって急にカメラが向けられることがあって、それがいい緊張感になりました。ただ、今村さんが自分のところから別のところを撮り始めると“私つまらなかったのかな?”と思ったりして」と自虐を込めて会場の笑いを誘う。

またこの日は新田、北村、葉山、上杉、清原ら「ECHOLL」のメンバーたちから事前に質問を貰い、登壇者がそれに答える企画を実施。新田からの「完成した映画の感想は?」との率直な質問への回答を指名された萩原監督は「関係者が集まって最初に観る初号試写でスタッフがみんな喜んでくれた。それが嬉しく、強い自信に繋がった」と返答。また、久保田は「どんな風に自分が映っているのかが気になってしまい、最初は自分のあら探しをしてしまって…。でも映画に関わってくれたスタッフさんに褒めてもらえて自信になりました」と打ち明けた。


続く北村からの「影響を受けた映画と僕の印象を教えて!」との質問の回答を指名された今村は「影響を受けた映画はポン・ジュノ監督の『殺人の追憶』だけれど、撮影前に観たのはアニメ『君の名は。』。人が入れ替わるのが同じだから」と返答。また北村の印象については「芝居も上手いし、彼の芝居がなければ成立しなかった」と称賛し「それに彼とはサウナ仲間で、撮影中はほぼ毎日サウナに行っていました。いいやつです(笑)」と北村の素顔をチラ見せした。

葉山から「ECHOLLメンバーの第一印象は?」と聞かれた久保田は「初めてみなさんとお会いしたのが、本読みの時。女子一人だし“みんなコワー!”と思っていました(笑)」とぶっちゃけつつ「でもみなさんから話しかけてもらえたからこそ、去年の夏の撮影を乗り越えられました」と感謝した。

上杉からは先月20歳の誕生日を迎えた久保田にちなみ「10代でやり残したことは?」との質問が。今村は「10代の頃は映画もあまり観ていなかったので、もっと芸術系に触れておけばよかった。やり残したことしかない」と後悔の念。萩原監督も「バンドをやっておけばよかったなと思う」とやり残しがある様子。一方、20歳になったばかりの久保田は「早く大人になりたい!と思っていたタイプだったので、やり残したことはありません」ときっぱり断言していた。

また清原からの「撮影で楽しかったエピソードは?」と回答を指名された久保田は「葉山さんの替え歌!」と即答。「ギターを持ちながら歌う替え歌が面白かった。動画を撮っていたけれど、それをここで皆さんに見せられないのがもどかしい!(笑)」と訴えていた。

久保田紗友、10代を振り返り「やり残したことはありません」!『サヨナラまでの30分』公開御礼舞台挨拶が開催萩原健太郎監督  画像 3/4

久保田紗友、10代を振り返り「やり残したことはありません」!『サヨナラまでの30分』公開御礼舞台挨拶が開催今村圭佑  画像 4/4



最後に今村は「キャストみんなにとってのベストアクトになればと、魅力的に撮った映画です」と本作をアピール。久保田も「私がこの作品に出会えたのは奇跡であり、大切な作品です。もっと色々な人に届けていけたらと思うし、私自身も元気のない時に観たい作品なので、誰かの勇気になる作品になれば嬉しい」と期待。萩原監督は「自分にとって一生忘れることはないだろうと思えるくらい大切な作品になりました。スタッフ・キャストで一つの映画をポジティブに作れて、それが沢山の人に評価してもらえる。尊い経験になりました」と実感を込めていた。

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