Photo by 森久
「ツアー最終日、最高に盛り上がっていってください!」
続いて歌われたのは『わたしのパレット』。その明るい笑顔と歌唱力でオーディエンスの心を鮮やかに彩っていく。そして『永遠ほどじゃなくても』では一転、青い照明からガラリと表情を変え大人の雰囲気を醸し出しオーディエンスを魅了。幅広い表現力を魅せてくれた。
「まだまだいけるんですか!」そう問いかけると声援で応えるオーディエンス。しかし「私が思う皆の底力はこんなものじゃないと思うんですけど?」とオーディエンスを挑発、負けじと更なる大きな声援を返すオーディエンス。その声を聞いて飯田は満足そうに微笑んだ。
クラップ音とオーディエンスの大合唱が響き渡った『まだ言えないけど、◯◯◯』。続いて激しいフラッシュと共に始まった『Stargazer』では会場中に星々が光り輝く中に飯田の力強い歌声と激しいサウンドが混ざり合い迫力の空間を生み出す。
更に『Love Motion』ではキュートで親しみのある飯田の魅力をしっかりと感じさせてくれた。曲中にはバンドメンバーの紹介がされ、飯田はメンバーのカッコ良さに「とてもテンションが上がっちゃう!」と嬉しそうに語った。
そして「今から皆さんに秘技を伝授します。」と嬉しそうに語りだす。
今回のツアー用に作られたペンライトは1stシングル『KISS! KISS! KISS!』にちなんで唇の形をしている。そんなペンライトの説明で「気持ち悪いのか、カワイイのか解らないやつがありますね(笑)。けど私はこれがカワイイと思って作ったの!」と話し会場から笑いが起きると「何で笑うんだよ〜!」と、すかさずツッコミを入れる。
しかしツッコミを入れたものの、その後「そんな今回しか使えないペンライト・・・」と思わず口にしてしまい会場は爆笑。「そんなことない!これからも使えます(笑)。今回のツアーの為に作られたペンライトです!」と言い間違いを訂正。
そんな飯田を温かく見守り、生まれていく和やかな空間は、飯田が愛されキャラと呼ばれる理由がよく解る瞬間でもあった。