Photo by 橋本塁/鳥居洋介
会場がカラフルなサイリウムの光でいっぱいになったチームしゃちほこ。レーベルの先輩でもあるRIP SLYMEのカバー「JOINT」では全員でタオルを回しながらひと足早い夏 気分を満喫し、その盛り上がりのままハイテンションな「トリプルセブン」へ突入。
全力の歌とダンスで声援に応えながら、ラストはどこか懐かしい可愛さを漂わせる新曲「Cherie!」をパフォーマンス。「これからもunBORDE、そして私たちのことも可愛がってください!」と締めくくった。
イベント開始から5時間、10番目に登場したのはindigo la End。「忘れて花束」からスタートし、切なさと疾走感が胸を締め付ける「悲しくなる前に」へと続いていく。良質なポップセンスとスリリングなバンドサウンドが融合し、彼らにしか描けない音の景色が生まれている。
川谷絵音(Vo,G)は「5周年、おめでとうございます。10周 年でもこうしてイベントが出来るよう僕らも頑張ります」と言葉を添えていた。
きゃりーぱみゅぱみゅは、真っ赤なパンツスーツで登場。「CANDY CANDY」、「もんだいガール」など、どの曲もイントロから大きな歓声が上がる。
「unBORDEも 私も今年5周年。年々パワーアップしてるunBORDEの一員でいられるのはすごく幸せです!」と語り、最後は、現在「コカ・コーラ」スタンプボトルのCMで流れている新曲
「最&高」を初披露。デビュー5周年記念ソングでもある、 この曲に込められたたくさんの「ありがとう」の気持ちが、会場にいるすべての人の心をあたたかく繋いでいた。
高橋優は、この日バンドで初披露するという「クラクション」からスタート。unBORDEは「目の前にストライクゾーンがあるのに、そこに放らないような面々ばかり」と笑いながらも レーベルへの感謝の気持ちを伝え、最新曲「さくらのうた」をしっとりと歌い上げた。
「泣ぐ子はいねが」ではお客さん全員を巻き 込んでのコール&レスポンスを繰り返し、ラストは「明日はきっといい日になる」。ジャンルの垣根を超えていく音楽の力が、たくさんの笑顔を輝かせていた。