2018.01.22 公開
水曜日のカンパネラが巨大エアードームなどこだわりの演出でオールナイトニッポン50周年イベントを盛り上げる!壮大な物語で9,000人のオーディエンスを魅了!

水曜日のカンパネラ  画像 1/6

1月21日、「ニッポン放送 オールナイトニッポン50周年 ALL LIVE NIPPON Vol.6 -DAY2ー』が横浜アリーナにて開催され、水曜日のカンパネラが出演した。

誰もいないステージに、ゴールドのライトが照らされ揺らめく演出からはじまったのは、水曜日のカンパネラのパフォーマンスだ。どこからか『ゴッホ remix』を口ずさむコムアイの歌声が響く。ステージ中央の扉が開き、強いゴールドの光が眩しい。その光の中から透明なボールに入ったコムアイが登場した。紫のペロア素材が艶っぽいハイネックトップスに、ベリーショートの黒髪でキメた。パンチのある赤リップは、まるでリリックを主張しているかのようだ。ボールの中で滑らかな動きのダンスを披露し、花道を進み、センターステージへ。

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暗転してる間にボールから脱出し、流れるように2曲目『嬴政』を披露。 PA卓に上がり、コンテンポラリーダンスを軽やかに舞う。さらに会場後方のステージに移動し、ピアノのテクノ感のあるサウンドが融合した『オードリー』では観るものを釘付けにする。観客席の間の通路を踊りながらゆっくりを進み、客席に座り曲をフィニッシュ。当然、コムアイの両隣りや周囲の観客は驚いた表情を浮かべていた。コムアイにかかれば、ステージ上だけがステージなのではなく、横浜アリーナ全体がステージと化す。

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再び練り歩き、メインステージへ戻る。ウォータードロップ音が一定のリズムを刻み、4曲目『ユタ』へと誘う。熱の籠ったパフォーマンスで魅せた。いつのまにかステージ上に現れた巨大なエアードームに、踊るコムアイは飲み込まれていく。このエアードーム自体も曲に合わせて膨らんだり、しぼんだりを繰り返しており、まるで生命があるかのようだった。うって変わって『ユニコ』は、ステージ中央でゆらゆらと揺れながら、一曲を歌いきった。

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沖縄民謡でよく用いられる三線の音色と、軽快な指笛が響き渡る。そこに、怪しげに響く鉄琴がイントロに組み込まれアクセントになり芸術的だったのは『桃太郎』。コムアイは、スモークが焚かれたセンターステージの中で踊り続ける。観客席にエアーボールが放り込まれ、頭の上で這いつくばうように動いてゆく。

9,000人の前で、壮大な物語を感じさせるパフォーマンスを行い、観客からは賞賛の拍手。コムアイは溶けてゆくようにステージ上から去った。

(取材/文:村松美紀)

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ニッポン放送オールナイトニッポン50周年ALL LIVE NIPPON Vol.6

水曜日のカンパネラ セットリスト:

M1: ゴッホ remix

M2: 嬴政

M3: オードリー

M4: ユタ

M5:ユニコ

M6:桃太郎

 

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