今年の紅白歌合戦の紅組司会・綾瀬はるかがプレゼンテーターとなってお送りする特別企画。

東日本大震災から約2年９ヶ月、大晦日の紅白歌合戦のステージで紅組司会・綾瀬はるかが、紅白歌手と共にNHKの東日本大震災復興支援ソング「花は咲く」を歌うことが決定した。

綾瀬にとってステージで歌声を披露するのは初めてのこと。その舞台が紅白歌合戦となった。

今年、大河ドラマ「八重の桜」で主人公・新島八重を演じた綾瀬は、12/4(水)に福島県会津若松市の鶴ヶ城で行われた新種の桜「はるか」の植樹式に参加。
約10年後には開花するという桜の木に福島の復興への祈りをこめた。

更に、綾瀬は東京電力福島第一原発の事故の影響で会津若松市に避難し、授業を続けている大熊中学校を訪ね、生徒たちとふれあった。
複雑な状況の中でも力強く生きている大熊中学校の子供たちと綾瀬は、いまだに戻ることができない故郷への思いや、「夢」について語り合った。

紅白本番では、会津若松市で撮影した子供たちとのふれあいを紹介するVTRと共に、紅組・白組の垣根を超えて出場歌手が綾瀬と共に「花は咲く」を大合唱。 一夜限りのスペシャルステージとなる。

今回の紅白での「花は咲く」は「八重の桜」の音楽を担当した音楽家、中島ノブユキが編曲で参加。綾瀬は12/15(日)にNHK CR506スタジオで行われたレコーディングを訪れ、意気込みを語った。 なお、12/27(金)午前8:15～「あさイチ　紅白直前スペシャル」(NHK総合)でも、会津若松市での植樹式や大熊中学校の生徒たちとのドキュメントを一部紹介する予定。

＜綾瀬はるかさん　コメント＞

紅白歌合戦の舞台で歌うことは、考えるだけで緊張しますが、
会津で出会った子供たちや、
仮設住宅で暮らされているみなさんの顔を思い浮かべながら、
復興への願いをこめて歌いたいと思います。