2011年より毎年開催されているテレビ朝日主催の音楽フェス「テレビ朝日ドリームフェスティバル（通称：ドリフェス）」が今秋も開催。3日間で述べ46,000名が来場したこのフェス。最終日3日目となる29日（日）に高橋優が登場。

高橋優（©テレビ朝日 ドリームフェスティバル 2017 / 写真：岸田哲平）  画像 2/5
スクリーンに高橋の姿が映し出されると、「わぁ」と観客の歓喜の声があがる。黒とネイビーのチェックシャツに身をつつんだ高橋。『BE RIGHT』でスタートした今回のライブ。「さいたまー！」と叫び、続けざまに『虹』を披露。クシャッとした笑顔から繰り出すドキッとする歌詞に惹きこまれていく。

去年に引き続き、2年連続出演となる高橋優。「去年はドリームフェ、フェステバ、、」とカミカミな高橋に会場から「がんばれ」と声援が聞こえ、思わず高橋も恥ずかしそうに苦笑い。

初めて出演したドリームフェスディバルでは、GLAYと共演で、夢が叶い幸せな気持ちになったと語る高橋。「今日は雨、風吹きすさぶ中、ほんの少しでもそんな気持ちになっていただけたらと思い歌わせて頂きます。」と話すたびに興奮から秋田弁が出てきて語る姿に会場が笑いに包まれた。

高橋優（©テレビ朝日 ドリームフェスティバル 2017 / 写真：岸田哲平）  画像 3/5
「時代的にもいろんなことがおこっています、自分なりの一歩を踏み出しいこうという歌です」と、今クールのドラマ"オトナ高校"主題歌となっており、ライブで披露するのは初めてという『ルポタージュ
』を披露。

やみつきになりそうなリフから始まり、少しエキゾチックな雰囲気が感じられるAメロ、ささやくような口調で歌い上げるBメロ、サビはやはり高橋らしい力強いメッセージ性に溢れ、ひとつの曲で次々と情景が変わっていく。

「これからもっと盛り上がりませんかー！夢のような時間を一緒に過ごそうぜ、さいたま！」と『象』のイントロが流れると、会場から歓声が起こり力強く手をあげる観客の姿を見て、さらに高橋自身のボルテージもあがっていく。

続けて笑顔で歌い始めたのは、人気のナンバー『明日はきっといい日になる』。「上の方のみなさん、よく見えてますよ！手拍子ありがとう！もしよかったら一緒に歌ってください！」とサビを一緒に歌う場面も。歌い終わると、「歌声届きました、ありがとう！」とクシャッとした笑顔を見せてくれた。

「さて、体はあったまってきたでしょうか！今から一緒にやってくれますか？」と高橋がかけ声をかけると、それに観客も答える。そんな姿を見て「あったかい。これから何をやらされるのかわからないのに、イェーイ！って言ってくれた」と笑顔で話し、「昨日の夢で、誰も歌ってくれないっていう夢みたから、声出してくれて嬉しい！（笑）」と嬉しそうに話す。

高橋優（©テレビ朝日 ドリームフェスティバル 2017 / 写真：岸田哲平）  画像 4/5
「熱い夢を見せてくれ！」と『泣ぐ子はいねが』が始まる。東北出身なら解読出来ただろうが、本当に全部が秋田の方言で構成されている曲。解読するのも楽しみになってくるような曲だ。

ステージを走り回り、つたう汗も気にせず情熱ほとばしる姿をみせながら、体をまげて叫ぶ高橋に、客席もさらにボルテージを上げていく。

「今日のこの日をすごく楽しみにしていたんです！またみなさんと会える日まで！」と歌う『ロードムービー』。伸びやかな声が会場を包み込んでいく。

「また会いましょう！」と最後は、笑顔で手をふりながらステージを後にし、高橋ワールドで彩られた一体感溢れるライブは幕を閉じた。

（取材/文：大類綾）

高橋優（©テレビ朝日 ドリームフェスティバル 2017 / 写真：岸田哲平）  画像 5/5

高橋優 セットリスト

M1.BERIGHT
M2.虹
M3.ルポタージュ
M4.象
M5.明日はきっといい日になる
M6.泣ぐ子はいねが
M7.ロードムービー