【ライブレポート】AAAが東京ドームで11歳最後のライブ！「これからも力を合わせて頑張っていきます」

2017.10.02 公開

【ライブレポート】AAAが東京ドームで11歳最後のライブ！「これからも力を合わせて頑張っていきます」

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9月13日、AAAのグループ初となる4大ドームツアー『AAA DOME TOUR 2017 -WAY OF GLORY-』の東京ドーム公演が行われ、東京ドームが約4万5千人ものファンで埋め尽くされた。

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OPENNING VTRが流れると、会場中が一気に熱気に包まれ、紫を基調とした衣装に身を包んだメンバーが登場。『MAGIC』から始まったライブは最初からフルアクセルでオーディエンスをAAAワールドへと惹きこむ。

花火が打ち上がり『Mosaic』『Next Stage』と続けざまにアグレッシブなパフォーマンスが繰り広げられると、末吉秀太が「ついてくる覚悟はあるか？」と問いかけ、日高光啓が「最高の夜にする準備はできてるのか？さぁ、暴れようぜ！」と叫び『PARTY IT UP』が始まる。観客の熱にメンバーのボルテージも上がり、西島隆弘が膝立ちになりながら熱唱する姿が印象的だった。

メンバーがクールな表情から一転、笑顔になり披露したのは『NEW』。西島隆弘と與真司郎が見つめあっていると日高が乱入し與を取り合う。また、宇野実彩子と浦田直也が肩を組んだり、西島と浦田が向き合ってハモったりと、メンバー同士じゃれあう姿は見ているこちらまで楽しくなってしまう。

メンバーが切ない表情をしている映像が流れる中、場面は変わり『OVER』が始まる。浦田、日高、末吉が椅子に座った状態で登場すると悲しいラブソングを切なく歌い上げ、椅子を使った息のあったダンスに魅了される。

森の中で雪が降っている幻想的な情景の映像の中、再びメンバーが全員揃って登場し披露されたには『涙のない世界』。続いて宇野が『ココア』を可愛らしくギターを弾きながら歌唱した。『風に薫る夏の記憶』では日高がピアノを弾き、感情を揺さぶられるような旋律で魅了。そして曲が始まった瞬間会場から歓喜の声が響き渡ったのは『恋音と雨空』。しっとりと切ない思いを歌い上げると温かな拍手と歓声に会場は包まれた。

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オーディエンスの大歓声を受け、宇野は「最高！良い感じ！」と興奮気味。ここまでのステージにしっかりと手応えを感じているようであった。

続いて『Dangerous Gamble』では西島と與が会場横からバギーに乗って登場。西島が運転し、後ろには與が乗り、歌いながら抱き合ったり、一緒にハートを作り可愛らしさを見せたかと思えば、息のあったダンスでカッコ良く決める。最後は與が運転し、あまりのスピードに西島が「すごいよー！」と絶叫した。

宇野が、くまことうさこと共に登場して披露されたのは『Jewel』。セクシーキュートなダンスを披露した後はガラリと表情を変える。末吉が「準備はいいか？」と問いかけ『GAME OVER?』へと繋いでいくと、浦田が「行くぞ東京ー！」と叫び会場の熱を更に上げていく。勢いそのままに披露された『No Way Back』では最後に炎が上がり、会場のボルテージは最高潮に。

『S.O.L』『LEAP of FAITH』『SHOW TIME』と披露したところで、日高が「こっからラストスパートといこうか！」と宣言し、ここから『Eighth Wonder』『One Night Animal』と怒濤のパフォーマンスが展開され、ラストは『Calling』で締めくくった。

「今日はどうもありがとうございました！」とメンバーが深々と頭を下げステージを後にした。

しかしアンコールの拍手が鳴り止まず、再びメンバーがステージに登場。『Yell』が流れ、浦田が「アンコールありがとう！まだまだ一緒に歌ってくれますか！」と叫ぶと会場から歓喜の声が響き渡った。

「明日が記念日で、今日イブですよ。」と話すのは宇野。翌日9月14日でAAAはデビュー12周年を迎える。この日はAAAの11歳最後の夜となり、その特別な日を東京ドームでファンと一緒に迎えられたという事を嬉しく思い、メンバーからは笑顔が溢れていた。

アンコールもボリューム満点に展開されていく。『さよならの前に』『Beat Together』『I4U』と披露され、西島が「まだまだ盛り上がっていこうぜ！」と叫び、会場中がタオルを振り回す圧巻の光景を見せた『ハリケーン・リリ、ボストン・マリ』が熱唱され、ラストナンバーは『WAY OF GLORY』。メンバーが感謝の気持ちを伝え輝くテープが会場へ降り注ぐ中、感動のフィナーレを迎えた。

「これからも力を合わせて頑張っていきますので、これからも宜しくお願い致します」とメンバー同士が手を繋ぎ深くお辞儀をし思いを伝えた。あっという間の3時間の夢のステージは大盛況の中、幕を閉じた。

（取材/文：大類綾）

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