俳優・岸谷五朗の呼びかけで1993年からスタートし、今年で23年目を迎えるエイズ啓発チャリティーイベントAct Against AIDS 2015「THE VARIETY 23」が、世界エイズデーにあたる12月1日に日本武道館で開催された。

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イベントのスタート時には、人気テレビ番組ミュージックステーションのテーマが流れ、タモリに扮したゴロタモリ（岸谷五朗）、テラタモリ（寺脇康文）、ハルタモリ（三浦春馬）が客席後方から登場。それに続いて今回の全出演アーティストも客席側から花道を通ってステージに並んだ。

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オープニングアクトはポルノグラフィティ。新曲の『オー！リバル』をはじめ『幸せについて本気出して考えてみた』『サウダージ』『ハネウマライダー』を披露。観客のテンションを一気に高めていった。曲が終わるとアリーナ中央まで伸びたセンターステージの先端に突然ソファが置かれ、これまた人気テレビ番組の徹子の部屋を模した"五郎ちゃん寺ちゃんのお部屋"のコーナーがスタート。ポルノグラフィティが久々に紅白に出ないという話題で持ち切りになり客席の笑いを誘った。

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その次に登場したのが岸谷香と高島ちさ子のママ友ペア。岸谷のバンド時代の名曲『世界でいちばん熱い夏』と『M』を岸谷の弾き語りと高島のヴァイオリンで美しく奏でた。その後もサンプラザ中野くんと小峰英二、そしてギタリストのパッパラー河合のユニット"坊坊主"が登場し、ヒット曲『RUNNER』を披露するなどして会場を盛り上げる。

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そんな中、今回のイベントで最大の盛り上がりを見せたのは、吉高由里子、ハリセンボン春菜、森カンナからなるPerfumeならぬ"バキューム"の3人。Perfumeの『レーザービーム』を見事なまでに完全コピー！かなりのレッスンを積んだのでは？と思いきや歌い終えた後、前日の夜中まで猛レッスンをしていたというエピソードを披露。しかもPerfume本人直伝だったとのことで会場からは歓喜の声が上がった。
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さらにその後も、堂珍嘉邦やソニンを筆頭としたミュージカル"RENT"のメンバー、岸谷・寺脇・三浦の司会進行メンバーによる"クザリアーナの翼"のミュージカルソングや、神木隆之介・三浦春馬・吉高由里子によるポエトリーリーディングなどが繰り広げられた。

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トリで登場したのが今度は本物のPerfume。先ほどと同じく1曲目は『レーザービーム』。続いて『Pick Me Up』『チョコレイト・ディスコ』『MY COLOR』の4曲でオーディエンスを盛り上げ、イベントのラストは再び今回の出演者が全員で登場。『一人じゃないから』をオールキャストで歌って締めくくった。