2016.03.18 公開
「さあ後半戦に突っ込む準備はいいか!」大きな声援が沸き起こり『Ms.Liberty』が始まる。『VERY BERRY town Funk』『朝が来るまで』『Blanket』と続けて披露。
ステージ後半を迎えても会場のテンションは衰えることなく盛り上がりを続ける。
「このライブはラストスパートへと突入しようとしている。ラストスパートっていうのはその日に沢山あるスパートパートの中でも最後のスパートつまりは、その日一番盛り上がるパートのことをラストスパートっていうんだ。そのラストスパートに突っ込む準備はできてるか!」と煽り、会場全体のテンションを上げていく。
『逆転ファンファーレ』『Seaside Bound』とまさにラストスパートは序盤から最高潮のエネルギーで展開され『フリージア~Epilogue~』のラストでは「俺は俺であり続けることを約束しよう!命をかけて全ての君に向き合うことを約束しよう!」と熱い想いを爆発させた。
そして一瞬の静寂の後、その溢れるばかりの愛をありったけ詰め込んだ名曲『アイリスライト』が歌唱され、歌い終わった後は「ありがとうございました。最終的にはその一言に尽きるね。色々言いたいことはあったんだが・・・ありがとうという言葉で全部集約できてしまった。」繰り返し「ありがとう」という言葉で感謝の気持ちを伝えた。
ここで椅子に座り、静かにSKY-HIが語りだす。なんと今回のツアーが決定するとき、日本武道館でのライブも企画されたが断ったという。
「今の状況で日本武道館でやったら、意味が無いとは言わないぜ。だけどゴールになっちゃうな、と思ったんだ。10年後から見た時にその日本武道館公演があくまでも通過点に見えるためのものでなければやる意味が無いと思ったから。俺が俺であるために、今回はホールツアーを回ろうって決めたんだ。
この考え方がまさにSKY-HIらしい。より最高の状態で、より最高のパフォーマンスを魅せたい。そのこだわりがこの決断に至ったのだろう。
そのために来年にさらに規模の大きなツアーを開催ことを発表。そしてその前に、まだ行けていない地域をまわるために今年の夏から秋にかけてライブハウスツアーをやることを宣言。そのために多くの曲を作成していることも明かした。
ファンの一人一人を大切にするというSKY-HIの熱く優しい想いが語られると温かな拍手が響き渡った。
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