2016.01.21 公開
その後、一瞬ステージが暗転し、ギターソロとともに始まる『神様』を歌い終えると、キヨサクはトハンドスピーカーを手にし「LOVE&PEACE!平和上等!』と繰り返し叫ぶ。
曲は沖縄の抱える諸問題を歌にした『MONSTER GOVERNMENT』へ。
「いいですね、あの盛り上がりからのこの静けさ、最高ですね」とギャップのある曲展開をキヨサク自身が自画自賛しつつ、この曲とリリースされたばかりのアルバムについての話へ。
「戦後70年っていう節目なんだけど、沖縄もおじいちゃんおばあちゃん、戦争経験者がどんどんいなくなってるんで、この言葉だけでも残ればいいと思って」との言葉とともに、真っ赤な照明の中『himeyuri~ひめゆりの詩~』が披露されると、オーディエンスも立ち尽くしながら、彼らの故郷であり、愛し続ける地である沖縄へ思いをはせる。
いよいよあと2曲。ここからは再びテンションを上げ、タイトルどおりノリノリの『PARTY』そしてラストは再びトランペットのSeasirが登場。さらにDragon AshのダンサーATSUSHIも加わっての『DON'T WORRY BE HAPPY』でピースフルに締めくくった。
(取材/文:大坂晃典)
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