2017.03.30 公開


映画レビューサイトに投稿された、映画「WE ARE X」に関するある感想コメントが話題になっている。「自死遺族としての観点から」(Yahoo!JAPAN映画 ユーザーレビューより)と題され投稿されたこのコメントのタイトル通り、それはYOSHIKIと同じく、子供の頃に親を自死で亡くした方からの投稿だった。



同じ経験をしているからこそわかる、そのYOSHIKIの悲しさや怒り、苦しさが自分と重なって、過去を振り返り泣いてしまった事、これまで行き場のない気持ちを周りに話すことができずに隠し続けてきた苦難、そしてそこには、タブー視される風潮のある身内の自死と正面から向き合ったYOSHIKIに対して、「さらけ出してくださり、本当にありがとうございました。」との一文が添えられていた。

「下手なセラピーやカウンセリング、自己啓発よりも、同じ辛い、苦しい経験をした人が、胸の内をさらけ出して真正面から当時と向き合い、話をする姿は勇気をもらえるし涙が出てきます。そして泣いたあとはスッキリするのでカタルシスになると思いました。」と綴られている。

今でも自死した親に対しては、悲しみや怒りを抱えているという。それでも、こうして復活し進行形で活動しているYOSHIKIを見て、これが癒える傷ではなくても前を向いて進んで行こうと思った事、そして最後には、「どんなに辛くても苦しくても、自死という選択だけはやめてほしい。生きることを前提に考えてほしい。」と、重みのある言葉で締めくくられている。



X JAPANのドキュメンタリー映画『WE ARE X』への絶賛コメントが続出!YOSHIKIも感動「涙が出てきた」  画像 2/2


なぜ、ドキュメンタリー映画「WE ARE X」がこれほどまでに大きな反響を呼んでいるのか?なぜ初日からリピーターが続出し、ファンだけでなくX JAPANをこれまで知らなかったという人たちからも感想コメントが届き続けているのか?それは、観た人が皆、これが単なるドキュメンタリー映画ではなく、人の心にうったえかける“人生の物語”だという事を感じ取ったからなのではないだろうか。

この感想コメントを読んだYOSHIKIは、「涙が出てきた」と語っている。自分のつらい過去と向き合う事に躊躇し、これまで何度も断ってきたインタビュー。話は何度も暗礁に乗り上げたが、「この映画によって人を救う事ができるかもしれない」という一心で、封印したはずの過去の扉を開け、映画「WE ARE X」の制作に踏み切った。観た人たちからこうして生の声が自分の元に直接届けられている今、それは同時にYOSHIKI自身も救われた瞬間だったのだろう。

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