(写真提供：©rockin'on japan)

12月30日、株式会社ロッキング・オン・ジャパン企画制作のロックフェス『COUNTDOWN JAPAN 16/17』が幕張メッセで開催され、DJダイノジが出演した。

DJダイノジの出番の前に出演していたタナシンドロームから大谷にバトンが渡り、昨年から大人気の『R.Y.U.S.E.I.』からDJスタート。まるでフィットネスジムを見ているかのようにシンクロしたランニングマンの光景には心までも踊らされる。

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次に、今年破竹の勢いで人気急上昇したヤバイTシャツ屋さんの、『あつまれ！パーティーピーポー』でオーディエンスをパリピ状態に仕上げる。ここで大谷の相方、エアギター世界チャンピオンの大地が登場し、早々にエアギタープレイを見せつけ、更に会場を盛り上げる。

その勢いに拍車をかける様に、同日イベントに出演していたTOTALFATの『PARTY PARTY』で会場のボルテージは最高潮に。

ここで大谷のMCが入り、「解散したバンド、活動休止したバンド、今は無きバンド…再生ボタン１つで再現してみせましょう、DJダイノジですっ！」と言って、SMAPの『Ｆly』『＄10』『Joy!!』『Otherside』の4曲を立て続けにプレイし、スクリーンにはこれまでのSMAPの映像が流れる。そのシーンに感涙するファンの姿も。

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続いて、映画「君の名は。」で注目を浴びたRADWIMPSの『前前前世』が流れた瞬間、瞬く間に会場の勢いに火が付くと、そのテンションのまま、新垣結衣、星野源のW主演で社会現象を起こした「逃げ恥」の『恋ダンス』が大きなスクリーンに映り、会場全体が踊りだす。

DJプレイ後半では、同時刻に別ステージで出演していた、UNISON SQUARE GARDENの『シュガーソングとビターステップ』を‏プレイ。大谷がマイクを手にし、「本当はUNISON SQUARE GARDEN見に行きたかったけど、DJダイノジのステージに残ってくださった皆さん、本気を見せてくれよッ！！」とコメントし、サビではオーディエンス同士が肩を組む程の一体感が会場を包む。

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エンディングでは宇多田ヒカルの『道』が流れ、スクリーンに歌詞が映し出される。今回のDJプレイは大谷が何度も口にしていた「自分の好きなものはとことん好きでいて、他人と比べない事。」この言葉を今一度認識されられる、感動的なエンディングであった。

最後に会場一つとなって「お手を拝借〜〜」の音頭から一本締めで2016年の大忘年会の終了を迎えた。

（取材/文：中谷憲都）

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