「去年、FESよりJAF事件があって今年はもう何もないだろうと思いきや、なんとボーカルであるオーケンの宿が取れていないことが前日にわかったんだぜ。結局、木更津のいい味の宿にひとりで泊まって、飲みに行ったお店が"おとみさん"。しみじみ男一匹飲んだ後ここに来たらどうだい！こんなにたくさんのオーディエンスが！OKーっ今日は昨日会ったおとみさんのために歌うぜー。イェーイ！」今日も大槻のMCは絶好調だ。

続いて披露されたのは8月に発売されたばかりの新曲『混ぜるな危険』。復活後、コンスタンスに新曲を出し続けている筋肉少女帯の最新系サウンドだ。リードギターの橘高が、まっすぐに伸びたセンターステージに駆け出すと、大槻も負けじとその後を追いかける。

 

「まだまだ行けるかー！もっともっともっともっと盛り上がろうぜー！あたかもX JAPANさんやベビメタちゃんのごときポーズで盛り上がる夏フェスのキラーチューン行くぞー」ラストは大槻のかけ声とともに『踊るダメ人間』。

文字通りフェスのキラーチューンに乗って、オーディエンスは一斉に腕をクロスさせXジャンプならぬ"ダメ"ジャンプで飛び跳ねる中「人生の中の衝撃的な一瞬として今日のライブを自分の体験にしろよー！」と大槻がシャウト。筋肉少女帯にしかできないステージの幕は瞬く間に閉じた。


（取材・文：大坂晃典）


【氣志團万博2015 筋肉少女帯 セットリスト】

M1.千葉 恋の都
M2.労働讃歌
M3.混ぜるな危険
M4.踊るダメ人間

 

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【関連リンク】

筋肉少女帯 オフィシャルサイト
http://www.kids.co.jp/King-Show/

氣志團万博 オフィシャルサイト
http://www.kishidanbanpaku.com