7月6日（土）、矢沢永吉が贈る初のフェス「ONE NIGHT SHOW 2019」が千葉・幕張メッセで開催された。

矢沢の70回目の誕生日を前に開催された同フェスは、矢沢の「一夜限りの祭りをしようぜ！」という想いに応えて、氣志團、KREVA、東京スカパラダイスオーケストラ（Guest奥田民生）、MIYAVIら豪華アーティストが集結。タイトル通りの熱い“ワン・ナイト・ショー”を作り上げた。


東京スカパラダイスオーケストラ　PHOTO by ほりたよしか  画像 2/3

今年デビュー30周年を迎える東京スカパラダイスオーケストラ（通称：スカパラ）は『DOWN BEAT STOMP -new ver-』でライブをスタート。思わずスイングしたくなるようなリズムとサウンドでステージを染め上げていく。続けて『スキャラバン』を演奏しMCヘ。「このステージに立てることを楽しみにきてました。今日は矢沢さんへの敬意を払いつつ思いっきり暴れさせてもらいたいます！」と意気込みを語る。ステージでは『Paradise Has No Border』が披露されると、それぞれのソロパートに加え、オーディエンスからのクラップが心地よいリズムを生み出し、メンバーもステージを縦横無尽に駆け回り沸き起こる声援に応えた。曲の終盤ではスペシャルゲストの奥田民生がステージに登場。お馴染みのリズムを口ずさみオーディエンスの度肝を抜いた。

東京スカパラダイスオーケストラ　PHOTO by ほりたよしか  画像 3/3

奥田は「矢沢フェスにこんな形で出ることができてありがとうございます」と挨拶し、『スターな男』『美しく燃える森』をコラボで立て続けに披露する。奥田の歌声とメンバーの奏でるサウンドが入り混じり、力強くも繊細なハーモニーを幕張メッセに響かせた。

「今年で我々は30周年を迎えます。いいこともたくさんあったし、辛いこともたくさんありました。辛いときもみんなでなんとか進んで、光を集めて活動してきました。だから今日、みなさんの笑顔が見れて良かったです。次の曲は我々が見つけてきた光を集めた曲です」の曲振りで披露したのは『Glorious』。30年分の喜怒哀楽を爆発させるような演奏で会場を沸かせ、最後は『ベドラーズ』を盛大なサウンドで披露し、スカパラのステージは終了した。

「ONE NIGHT SHOW 2019」
東京スカパラダイスオーケストラ・セットリスト
M01：DOWN BEAT STOMP -new ver-
M02：スキャラバン
M03：Paradise Has No Border
M04：スターな男 with 奥田民生
M05：美しく燃える森 with 奥田民生
M06：Glorious
M07：ベドラーズ