3月2日(土)、アパレル・ブランド Zephyrenが主催するライブイベント「Zephyren presents A.V.E.S.T project Vol.13」が渋谷のライブハウス全7会場で開催された。このライブイベントにdustboxが出演した。
dustboxの登場を待ちに待ったと言わんばかりの満員の会場の歓声の中、登場するなりSUGAはステージギリギリに立ち観客を煽る。SEのカウントダウンに合わせて『Riot』のスタートと当時にクラウドサーフィンやモッシュが始まる。立て続けにJOJIの「渋谷ー!!」の声にオーディエンスの熱はさらに上昇。
ライブ序盤から追い討ちをかけるかのように「A.V.E.S.T!そんなもんじゃねえだろ!!」SUGAの喝で『Try My Luck』に突入。
デビュー20年になるdustboxは、オーディエンスの目の前まで行き自分たちの高揚感を表現し、そしてオーディエンスも大声で一緒に歌を歌う。
この形を今までも、そしてこれからも変わらず続けていくのだろうという一体感を感じさせる。会場の一体感もノリも最高潮と言えるものだが、dustboxはこんなもんでは満足しない。
[Ad2]
「さぁさぁ、せっかく集まったんだから行けるところまで行こうぜ!」と会場全体に問いかけ4曲目の『Dive』へ。オーディエンスのボルテージもさらに上がり序盤から起きていたクラウドサーフィンはさらに激しさを増す。
MCでは、よろしくの言い方がカッコつけていたとSUGAに対し、JOJIが「カッコいい言い方してんな。40歳のおじさんがやることじゃない(笑)。そういうのは後の人に任せればいいんだよ。」と自虐を込めたツッコミを入れる。
Photo by タマイシンゴ 画像 3/5
立て続けに『Resistance』『Dance Until Morning』と投下し、「何て言われても自分の好きなように生きれよ」と熱いメッセージから『Rise Above』に。
ずっと続くクラウドサーフィンにも前列の人にJOJIが「ケガしてないですか?元気ですか?逆に飛んでみます?」と声をかける一幕も。「でも後ろから人が飛んでくるのが俺らのスタイル。これを20年続けてる。」と長い歴史を感じさせた。
また「アルバムが完成したから楽しみにしていて」とファンには嬉しい報告もあった。
Photo by タマイシンゴ 画像 4/5
新曲の『Farley』でC&Rがあるから練習をすることに。「初めての人はわからないかもしれないけど、俺らは練習させるバンドだから」と練習を開始。本番では練習の甲斐もあって会場との一体感は増した。
そして会場も汗だくの中『Here Comes A Miracle』はオーディエンスの合唱からスタート。
「やっぱライブ最高だな。ライブハウス最高!20年やってきたけど全然飽きねぇわ!」
『Hurdle Race』、『Tomorrow』を演奏し、全12曲を披露し本編を終えた。
本編を終え、このA.V.E.S.T project Vol.13の空間を誰よりも楽しんでいたのはdusboxだった。
【セットリスト】
dustbox・O-EAST
M01:Riot
M02:Try My Luck
M03:Dive
M04:Right Now
M05:Resistance
M06:Dance Until Morning
M07:Rise Above
M08:Jupiter
M09:Farley
M10:Here Comes A Miracl
M11:Hurdle Race
M12:Tomorrow
M13 Just One Minute