2016.05.26 公開
数々の伏線が張られたところで始まったのは『抱きしめてシュヴァルツ』。そして訪れた喜矢武のギターソロ。センターで華麗な指さばきを見せ、ラストに喜矢武が高らかに腕を上げると、そこには脇汗でびっしょりに濡れた姿が。
そしていつの間にか国旗掲揚の準備を完成させていた樽美酒は国旗を上げるための紐を引っ張る。しかし上がっていったのは国旗ではなく樽美酒のドレス。Tバックのお尻が丸出しになる。
更にステージ上から気がつけば姿を消していた鬼龍院は、ギター、鉄琴、キーボード、太鼓など複数の楽器を身につけた、チンドン屋風の様相で登場。
次から次へと様々な事が起こる混乱のステージにオーディエンスは爆笑と絶賛の拍手を響き渡らせた。
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そして大きなクラップ音が響き渡る中、新曲『水商売をやめてくれないか』が始まる。ステージセンターに用意された回転テーブルの上で何度も何度も土下座する4人。思わず鬼龍院が「青空の下で歌う歌じゃないですね(笑)」と呟いた。
続く『毒グモ女(萌え燃え編)』では「よっしゃ行くぞ!まだまだ!そんなもんですか!」と歌広場を中心にオーディエンスを煽っていく。
盛り上がるオーディエンスに向けて鬼龍院がカンペでヴィジュアル系振り付けを指導。ラストには「DAIGOさん結婚おめでとう!」と親交の深いDAIGOへ向けて祝福のメッセージを送ってフィニッシュ。
終盤戦を一気に畳み掛けるように『†ザ・V系っぽい曲†』がスタート。激しいヘッドバンギングで熱狂のステージを生み出した後、歌広場が楽器をギターに持ち替え、樽美酒もギターを手にする。喜矢武と共にトリプルギターがステージ中央に集まる、そこへバイオリンを手にした鬼龍院が加わる。
その姿は、たとえ誰も演奏していなかったとしても圧倒的な迫力があった。激しいサウンドでテンションが爆発するステージ。最後は樽美酒がスティックを天高く放り投げると会場から大きな声援が沸き上がった。
「幕張ラストいけますか!最後は一緒に踊ってください!」
ラストナンバーは最後にしてゴールデンボンバー最強のキラーチューン『女々しくて』。
「飛べ飛べ飛べ飛べー!」と叫ぶと会場全員が何度も飛び跳ねる!お馴染みの振り付けと共に、会場は問答無用に最高潮の盛り上がりに。
既存の振り付けに加え様々なアレンジを加えたパフォーマンスが展開されると、お祭り騒ぎの歓喜の声援が響き渡った。
JAPAN JAM BEACH 2016 SKY STAGEの幕開けに相応しい、誰もが楽しめる最高のパフォーマンスを披露し、ゴールデンボンバーステージは幕を閉じた。
(文:山岸一之)
【JAPAN JAM BEACH 2016 ゴールデンボンバー セットリスト】
M1.綺麗になりたくて
M2.愛を止めないで ~I Love Me Don't Stop~
M3.抱きしめてシュヴァルツ
M4.水商売をやめてくれないか
M5.毒グモ女(萌え燃え編)
M6.†ザ・V系っぽい曲†
M7.女々しくて
【関連リンク】
ゴールデンボンバー オフィシャルサイト
http://sound.jp/g_b/
喜矢武豊 Twitter @yutakya_n
歌広場淳 Twitter @junjunmjgirly
JAPAN JAM BEACH 2016 オフィシャルサイト
http://japanjam.jp
rockin'onフェス Twitter @rockinon_fes
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