2016.07.15 公開
7月20日に13枚目のシングル『翼』をリリースする藍井エイル。そんな藍井エイルがWWSチャンネルのインタビューで『翼』への想い、また海外での活動や11月に行われる日本武道館2days公演について、今後の目標など様々な事について語ってくれた。(取材/文/写真:山岸一之)  ...

Q.カップリング曲の『CARRY OUT』はどんな曲に仕上がっていますか?

藍井エイル:凄く夏らしいアップテンポな曲になっていると思うんですけど、アルスラーン戦記のED曲「ラピスラズリ」を 書いてくれた加藤さんに書いてもらっています。アレンジもしていただいているんですけど、本当に振り幅の広い楽曲を書ける方なので、改めて「ああ・・・本当に天才だな」っていう風に思いまして。楽曲を聴いた時に、大空だったりとか海だったりとか駆け抜けていく感じだったりとか、その中で感じる爽やかさ、夏っぽさっていうものをイメージしました。

今まで藍井エイルの歌詞っていうのは結構壮大なテーマが多かったんですけど、今回は日常を切り取ったようなワードを散りばめていきたいなっていう風に思いました。『CARRY OUT』は実体験を歌詞にしているんです。私は北海道出身で学生時代も北海道で過ごしたんですけど、よく夜中まで自分達の未来、将来について話したりしていた子と連絡をとって「久しぶりに会いたいね」っていう話をして、私が北海道に帰郷して、その子に会うまでの様子を今回は歌詞として書いています。

だから「朝を告げるアラーム」っていう歌詞があったりするんです。アラームは凄く日常的なことだと思うので「私朝起きたら何するんだっけ?何がいつも癖になっているのかな?」っていうところから歌詞を書き始めたので、自分を振り返りながら書きました。

カーテン開けるけど・・・でもアラームを止めてからカーテンを開けるよね?とか(笑)。細かい所なんですけど。サビの部分では 飛行機に乗っている様子をイメージして書いたりしていますね。


Q.Do As Infinityの『深い森』のカバーも収録されていますが『深い森』に対する想いなどを教えてください。

藍井エイル:Do As Infinityさんは学生時代毎日のように聴いていたんですけど、その中でも『深い森』が一番聴いている回数が多い曲だと思います。Do As Infinityさんが本当に大好きで、憧れのアーティストさんです。伴都美子さんは力強い歌声を持っていながらも、繊細な表現ができる素敵なアーティストさんで、そこに凄く尊敬の念があるから、私も「パワーヴォーカルだね」っていう風に言っていただくことが多いのかなと思います。長尾大さんの事も凄く大好きで尊敬していて、本当に素晴らしいメロディラインを沢山書く方だと思います。

カラオケでよく歌ったりするんですけど、いつかカバーが出来たら良いなっていう風に思っていて、今回いよいよ光栄な事にカバーさせていただける事になりました。アレンジは基本的にはオリジナルのものからそんなに変えない感じにはしてもらっているんですが、エイルバンドのベースの黒須克彦さん、私はローリンって呼んでいるんですけど、ローリンが「エイルバンドでもし『深い森』を演奏するとしたらこんな感じかな」っていうイメージでアレンジをしてくれたので、そこも楽しみに聴いていただければ良いなという風に思っています。


Q.この夏、『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』や『Animelo Summer Live 2016 刻-TOKI-』など大型イベントへの参加が決まっていますが、意気込み等を聴かせてください。

藍井エイル:夏はお祭り、花火、海とか色々あると思うんですけど、気持ちが前に向いていくようなイベントも多いですし、凄くテンションの高い季節かなっていう風に思っているんです。初めて出させていただくROCK IN JAPAN FESTIVALも、アニサマも夏の特大イベントだと思うので、夏を思いっきり楽しめるような音を届けられたらいいなって思っています。

【ロングインタビュー】アニソンシンガー・藍井エイルが新曲『翼』でメラメラと燃えるような力強さをアピール!「夏を思いっきり楽しめるような音を届けられたらいいな」  画像 5/6

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