■川島海荷
何段も重なるフリルのスカートに、見慣れてきた金髪が甘辛ミックスなファッションでキュートな川島海荷。軽やかに、かつ伝えることにこだわりを見せながら話し出した。
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Q:今回のBEST盤の収録曲の並びですが、何かコンセプトはありましたか?
川島海荷:シンプルにわたしたちの歩みを感じてほしいなと思ってリリースした順番になってます。声も変わってますし、曲調も進化してきているので、9nineの歴史が詰まっています。
Q:ジャケットの衣装を全員白で揃えていますが、どんな思いが込められていますか?
川島海荷:飾らない姿が等身大なので、白を選んでくれたという解釈をしました。
白は着るのに勇気がいるような、なかなか着る機会がない色だと思います。勝負したいときに白を身につけます。女の子の勝負服は白だと思います。何も飾れないし、イメージも固定されないシンプルな色。CDジャケットには、シンプルで等身大なわたしたちが写っていると思います。
ファーストアルバムの衣装ともリンクしていて、比較することで外見でも大人になったのを感じてもらえると思います。
Q:爽やかな曲が多く、9nineらしいアルバムだと感じました。どんな時に誰と聴きたくなるアルバムですか?
川島海荷:これからの季節、ドライブしながら流してほしいです。
一曲一曲への思い入れが強くてひとつのイメージにはまとめられないです。言葉を選びにくい。とりあえず…重いですね、いろんな気持ちが詰まってます。
ダンスミュージックからキラキラソングまで、いろんなジャンルが収録されているので、飽きないアルバムになっていると思います。それがわたしたちの良さだと気付かされました。
Q:曲調もグループも、デビューした頃のキュートで万人に愛される印象から、クールでかっこいい、時代を牽引していく力強さを感じる印象にメンバーの成長とともに変化してきたように思います。
グループとして活動してきて、意識が変わったと思う曲や時期はありますか。
川島海荷:ルックスの面で変わってきてはいますが、それに対して大人っぽく見せたりはしないようにしています。常に等身大。その中でも何が変わったかというと、「伝えたい」という気持ちは強くなりました。見ている人にいい影響を与えられたらと思うし、歌詞で感じてもらえることがあったらいいなと思います。お芝居をやっているので余計そう思うのかもしれないです。常に「伝えたい」と思っています。
Q:川島海荷さんが最後の出演になりますが、7月の中野サンプラザはどんなライブにしたいですか?
川島海荷:何ら変わりなく、自分がやってきたことに自信を持って最後のライブに臨みたいです。
9nineの活動は、短かったような長かったような。その中で自分自身成長しただろうし、最後だからと言って気負いすることなく、いつも通りやることが集大成なのだと思います。
ファンの人も思いがあると思いますが、いつも通りライブを楽しんでほしいし、満足のいく、何か伝わるライブにしたいと思います。
Q:最後にファンのみなさんへメッセージお願いします!
7月を持って9nineを離れることになったのですが、この先も続いてゆくし、9nineでの経験は今後の糧になっているし、今の自分を作り上げていると思うので、これからも応援してもらえるように頑張ります。