2016.06.16 公開
6月18日から公開される映画『MARS 〜ただ、君を愛してる〜』に出演している俳優の稲葉友にWWSチャンネルはインタビューを行った。稲葉友は作品のみどころや撮影時のエピソードなど語ってくれた。 また、インタビュー後半では初の主演ドラマ『ひぐらしのなく頃に』についても熱く ...
Q.撮影時に苦労したことや印象に残っているエピソードなどはありますか?

稲葉友:作品の中でやらないといけない明確な仕事が毎回絶対あったので、例えばクラスのシーンでも一番声出していいのが達也だったり、一番元気でいないといけなかったり、空気をちゃんと作らないといけないなっていうのが苦労しましたね。

印象に残ったシーンというか、僕が凄く台詞を噛んでしまうシーンがあって、藤ヶ谷君に「オマエ、バスケットボール持ってないからじゃない?」って言われて僕が「そんな訳ないでしょ!」って言ったら監督が「じゃあ持ってやってみろ」って言われて、バスケットボール持ってやってみたらすぐに出来てしまって・・・「バスケットボールを持っていないと不安な子」みたいなキャラにされて、それは俳優としてはどうなんだろう?と思いつつも、現場が面白い感じになったので良かったと思う事にしています(笑)。
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Q.現在放送中のドラマ「ひぐらしのなく頃に」でドラマ初主演を務めていますが主演として立つ現場は今までと何か違う事はありますか?

稲葉友:最初は、何か違うのかな?主演だからちゃんとしないとなとか、漠然としたプレッシャーはあったんですけど、現場にいる時間が長いので、スタッフさんとも絡む機会も多いし、色々な人とコミニケーションも取れて出番多いから大変だけど良いなって思いました。その分、深く作り込めるし、色々積み上げたり、だからこそ自分から空気を作り出せたりとか。

ひぐらしもMARSもW主演なんですけど、藤ヶ谷君と窪田君を参考にしていて。2人は「あの時はこうしてたな」とか「こういう時はこういう風にした方が良いかな?」って考えたりしています。主演は大変だけど楽しいですね。

Q.相手役のNGT48にはドラマ初出演の人達もいますが共演してみていかがですか?

稲葉友:正直最初本当にどうしようかな?って思っていました(笑)。というのも今まで僕がこんなに明確に先輩っていう現場が無かったので。大体、お芝居初めての人って1現場に1人とか2人なんですが、今回はW主演で僕の周りを囲む4人が全員お芝居初めてっていう。だから今まで先輩から貰ったものを総動員して、自分が言えた口じゃないのは解りながらも、スタッフさんと協力して1つ1つ色々教えていって。そうするとそれぞれの個性がドンドン見えてきて面白くなっていって、色々吸収していって、芝居していく中でもやり合えた瞬間があったりすると「あー・・・嬉しいな」とちょっと親心みたいなものが生まれてきて。

あと先輩ってこういう想いでこの言葉を言ってくれてたんだなとか、意外と聞き流していたけどこういう風に見えていたから言ってくれたんだなとか、いろんな事に気づいたり、初心にかえって色々振り返れるというか。逆に凄くいろんなものも貰えているので刺激的だし、このタイミングでこういう機会を貰えた事は良かったなと思います。

Q.ドラマ「ひぐらしのなく頃に」の今後の見所などを教えてください。

稲葉友:日常から、非日常へと、そこから惨劇に引きずり込まれていく、人が信じられなくなっていき、いろんな事件が起こり人が死んでいってしまう。そんな所へ立たされた主人公が追いつめられていくお話なんですけど、それだけでは無く「なんでこうなっちゃったんだろう?」「人と関わっていく上で必要なものってなんだろう?」というような人と人が向き合う大変さなど、様々な想いが交錯していきます。原作が有名なお話ですが、知っている人は知った上で見て、知らない人は「何でだ!?」って思いながら見てもらえればと思います。

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