2017.02.20 公開


2月18日、およそ10ヶ月ぶりに再開された「SKE48 47都道府県全国ツアー ~機は熟した。全国へ行こう!~ @千葉県」の夜公演が行われる中、SKE48メンバーが各自で配信を行う「SHOWROOM」上で、青木詩織荒井優希市野成美の3名が「全国ツアー in SHOW ROOM」と題した配信企画を行った。

これは千葉県で行われた全国ツアーの夜公演のセットリストに再現チャレンジし、インターネット配信を利用して披露するというもの。配信開始はライブTシャツを手作りするところからスタートするという徹底ぶり。当日のセットリストは本人たちには全く知らされずガチの体当たりで挑む3人。ライブ音源はカラオケに収録されたものしか使用できず、未収録の楽曲にはついては披露できないというハプニングもあった。

そんな中、「めっちゃやりたい!」と荒井が踊りだしたのは劇場公演曲の『チョコの行方』。全国ツアーの14曲目の演目を3人でカヴァー。なんと劇中で使うバレンタインチョコのプレゼントも用意するという徹底ぶりにコメント欄が沸いた。続く『思い出以上』では市野がダンサーに専念し難易度の高いダンスを披露し、SKE48が誇るアイドルソング『ウィンブルドンへ連れて行って』では、全員でラケットを持ちボールを放送中の画面へ打ち込むという趣向の凝らした演出も行った。

再現された中盤のMCでは、「やっぱツアーは楽しいね。(視聴者)1万人だよ!どこのキャパだよ」と荒井は興奮気味。すでに名古屋にあるガイシホールは埋められる観覧数に達した。

「ナゴヤドームを埋める勢いでやりましょー」と青木の掛け声とともに、ここからはフルサイズでの楽曲披露を宣言。『賛成カワイイ!』では視聴者との画面越しのオーイングを行い、『青空片想い』ではライブではキャスター付きの椅子をトロッコに見立てて視聴者へ手を振るなどのアイデアに溢れた演出が光る。続く『オキドキ』ではSKE48らしさとも言える汗も飛ぶ激しいダンスを披露。センターの青木は息を切らしながらも最後まで歌い切った。

アンコールももちろん再現され、セットリストは独自にSKE48で最難易度の『Escape』を披露し、実際のライブのように最後まで激しく踊り狂う。ラストはメンバーからの人気が高い『寡黙な月』を披露してしっとりと締めた。終了後の影アナウンスでは、「私たちの楽しい時間が過ごせました。またやる時はぜひ遊びに来てください」と市野が語り配信は終了した。今回出演した青木、荒井、市野は過去に年間劇場公演回数を2位~4位まで独占したことがあり、ぶっつけ本番でパフォーマンスを披露する度胸は流石の一言に尽きる。

実際の全国ツアーは4月7日に香川県のサンポートホール高松 大ホール、4月8日に高知県の高知県立県民文化ホール オレンジホールでの追加公演が決定した。「次に全国ツアー出られるように頑張ります」と青木は次の全国ツアーへ出演の意欲を見せた。SKE48は2月22日に4年半ぶりとなる2ndアルバムを遂にリリースする。再開された全国ツアーとともに革命の旅へ出航する。

(文:安藤龍之介)

 

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