【ライブレポート】高柳明音も登場！SKE48 チームKⅡ公演伝統の「出べそ」ステージ出現に歓喜＜「最終ベルが鳴る」公演＞

2020.06.28 公開

【ライブレポート】高柳明音も登場！SKE48 チームKⅡ公演伝統の「出べそ」ステージ出現に歓喜＜「最終ベルが鳴る」公演＞

6月28日、名古屋・栄を拠点に活動するアイドルグループ・SKE48のチームKⅡが配信限定公演「最終ベルが鳴る」公演を開催した。出演メンバーは感染症拡大防止の観点から参加人数を減らし、ソーシャルディスタンスを守りながら青木詩織、荒井優希、江籠裕奈、北野瑠華、竹内彩姫、日高優月の6名で行われた。14日にチームSの「重ねた足跡」公演から劇場公演が再開したSKE48。今回の公演では初の試みで公演冒頭の全体曲4曲のYouTube上で生配信も行われた。

公演は江籠をセンターに『マンモス』からスタート。鋭い眼光を迸らせながら『最終ベルが鳴る』でスロット全開のパフォーマンスに。今回もツイッターと連動した「#Twitterで声援を」ハッシュタグ企画を同時開催。「2曲目ですでに涙目ですよ」「嬉しくてなみだが溢れる」「やっぱソロの歌声聴けるのいいなぁ」などのコメントがファンから寄せられた。

MCで北野は「本当に楽しい！最後の公演は2月だったので、4ヶ月ぶりのステージ。（配信を）見てる皆さん本当にありがとうございます。こういう形ではありますが公演を楽しんでもらえるように、私たちも頑張っていきます」と意気込む。出演メンバーの中で実は一番の後輩という荒井は「後輩ぽくないですが、先輩についていけるように頑張ります」と謙虚な姿勢で臨むことを誓った。

セットリストはユニットコーナーを省略し、『Stand up』から再開。『Coolgirl』ではなんとKⅡ伝統の「出べそ」ステージが出現。メンバーがラウンウェイのようにセンターカメラに向かって歩く演出がなされた。通常公演では長らくお目見えしなかっただけに、ツイッター上では懐かしむ声も上がった。さらに『回遊魚のキャパシティ』では、サビのMIXで特有の「キャパキャパキャパキャパキャパシティー！」のコールがタイムラインに溢れた。

2度目のMCで、ハタチを迎えて初の公演となる江籠は「みんな大人になっちゃって」としみじみ。出演メンバーのうち5名が前回の公演から誕生日を迎えていたこともあり、お互いに「誕生日おめでとうございます」と言い合うほっこりとした場面も見られた。また、江籠は出演メンバーの中で一番の先輩でありながら、年齢的には末っ子。日高からは「いいとこ取りなんですよ」とツッコミも。なお、誕生日当日は高柳明音とゲームをし、家族と初のお酒を飲んだとのこと。「あれ、私たち誘われてる？」と荒井は江籠に問い、「せっかく大人になったからみんなと・・・」と匂わせる発言も。しかし、荒井はすかさず「（江籠は）インドアなイメージだけど、誘うと以外と来る」とからかった。荒井は今日も通常運転だ。

『会いに行こう』歌唱後には、ツイッターで登場を匂わせていた高柳明音が登場。まずはこの日、SKE48卒業生の松村香織の結婚発表について「夢の中」と濁らせつつも驚いたことをコメント。また、メンバーから「（結婚の）予定はないの？」と聞かれると「卒業の予定も決まってないわ！明日バリバリのSKE48の仕事するわ！！」と発言した。そして、今回の公演の感想について「みんな素敵だった。いい汗かいてて劇場っていなって思った。ファンの人は最初から泣いてる人もいたし、みんなの笑顔が『支え』なんだよ」とメッセージを添えるも、まさかの画面がフリーズしてしまうハプニングもあった。

最後のMCで北野はこの自粛期間中の出来事が不安だった胸中を告白。
「私たちの日常が突然当たり前じゃなくなって、私たちも何をしたらいいのか分からない気持ちで、ファンの人は楽しいのかと不安になることもありました。SKE48ができることを少しずつやっていって、新しいSKE48を見てもらえるように、KⅡを見てもらえうように私たちなりにやっていこうと、元気を届けていきます。一日でも早く明るい未来が戻って来ますように」と涙をこらえながら想いを届けた。

終演後は出演メンバーによるアフタートークが行われた。