次のMCでは、メンバーに自己アピールをして貰うというコーナーに入り、数人がパフォーマンスを見せてくれた。山田はパントマイムマジックを見せたり、中井はコール＆レスポンスで客席と関わりを持ったりと、和んだ雰囲気を作り出す。

その流れで、加藤にマイクが向けられた時、加藤はアクロバットが得意と発言。そのパフォーマンスを次の曲中に披露するとの事で、皆が期待している中で続いての曲、『ヘビーローテーション』を加藤がセンターポジションで披露。加藤は序盤の間奏の部分でアクロバットなパフォーマンスを披露し、オーディエンスを沸かせた。

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次は中井がセンターポジションで歌い上げた、『君の事が好きだから』。曲中の掛け声やアイドル伝統芸であるヲタ芸を見せてくれたりと、ファンの方々にも目が行ってしまう程の盛り上がりであった。続いて、『大声ダイヤモンド』と大御所なセトリが続き、もうこの時点で申し分ない内容と言える。

あっという間のNGT48のライブでしたが、次でもうラストの曲。MCでは北村が山口に向けて、初めてのTIFのステージの感想を聞いた場面があり、山口は、「結成一年目のこのグループが、このTIFのステージに立てている事を本当に嬉しく思います」と噛みしめる様に、想いを言葉にしてた。最後には新潟にも是非遊びに来てくださいという新潟への愛を語った。

ここで北原にMCが戻り、最後の曲の発表に移る。最後の曲はNGT48のオリジナル曲『Maxとき315号』で締めくくる。綺麗なメロディラインのイントロから始まるこの時点で、もう終わりかという気持ちがこみ上げてくる。しかしこれは、このグループに期待を寄せているという証でもある。

曲終わりのメンバーからの振り絞ったような挨拶には、この一ステージでの魅力と、今後のグループへの期待も同時に感じさせられた。

AKB全体のグループで見たら、まだ出来たばかりの小さいグループではある。しかし、このグループの存在が、AKBグループを引っ張っていく存在になるのは、そう遠くはないだろう。

（文：中谷憲都・写真：安藤龍之介）

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8月7日
HOT STAGE NGT48 セットリスト

M1:『言い訳Maybe』
M2:『Everyday、カチューシャ』
M3:『重力シンパシー』
M4:『NGT48』
M5:『ヘビーローテーション』
M6:『君の事が好きだから』
M7:『大声ダイヤモンド』
M8:『Maxとき315号』